ことばを超えた共通認識を衛星画像で伝えたい...
世の中にはたくさんの学術研究分野があります。その一つ一つ全てが大切な学問分野です。そのうち、私たちの研究グループでは空間情報の処理/解析を通して地球空間における様々な現象を調査し,分析し,Mapで表現する,これを生業としています。私達が社会に貢献できること,それは衛星画像を通して多くの共通認識を人々に伝えることです。これが研究グループの「心」です。この研究活動を共に進める中で,教員と学生がお互いに学び,成長し,そして社会に出て活躍してゆく,そんな学舎を目指しています。
躍動する技術者・研究者
頭と口を動かすことに加えて,むしろ,先立って,体を動かしましょう!物事,実践の中に活路あり。学ぶことを学んでみましょう。一つの素朴な疑問でも、大きな課題でも、とことん掘り下げて考えたり取り組んだ体験のみが本当の成功を導きます。
学術のベースに富む技術者・研究者
専門の基礎を良く勉強しましょう。長い人生の中で,皆さんは学ぶことに専念できる一番いい時期にいます! どっぷりと学問に漬かってみてください。
教養に溢れる技術者・研究者
専門以外に,身の回りの地形,地域に根ざした歴史,地域の気象,外国語など,多くの教養を身につけましょう。自分の住んでいる地域を人に分かりやすく語れますか?どこの国の方と話をしても,自分の国や地域を話すことが話題の最初になることが多いですよ。そして,多くの活字で書かれた本(絵の本ではない!)を読みましょう。 実は、自分が専門と思っていたことも、より多くの専門と繋がっていることに気づくはずです。この発見という体験が多く重なると、異分野交流に少しづつ貢献できるようになります。
人間性豊かな技術者・研究者
後輩を大切にしてください。同期と密にやりましょう。先輩に敬意を表してください。効率化・省力化は機械の仕事。意志決定は人間の仕事。心の無い処には何も育ちません。そして、四季を感じてください。そのうちに分かりますが,心と時間を養い、各人の人生を大切にすることにつながります。常日頃いろいろと苦しい場面に直面することがあるかと思いますが、これらのイベントと上手くつきあう(と思える)重要な点は「心」にあります。そして、ありきたりのことですが、物を大切にしてください。研究室では皆さんに多くの機器を使用してもらいます。導入には安全管理までを見据えた計画と、最大限の努力をしますが,一度導入した物々は,擦り切れるまで使いつくしてください。導入したくてしたくてやっと導入した機器、最後まで大切に使わせてもらおうではありませんか。
学士・修士・博士の位置づけと学びの視点
学 士
卒業研究生のことです。生まれて初めての卒業研究。教員と相談の上で決めた課題を,1年通して「物語」にまとめてみます。
修 士
大学院博士前期課程のことです。教員と相談の上で決めた課題に対して,課題解決のアプローチを自分自身で考え,「物語」のストーリーを自分で考えてみてください。
博 士
大学院博士後期課程のことです。課題自体を教員と相談の上で決めてください。プロジェクト提案を自分で行い,成果を自分で勝ち取れるようになってください。