CO2計測に用いる百葉箱


1st 1号機 日立ステーション
センサ:株式会社ユー・ドム製「設置型CO2測定器」
NDIR方式センサ登載タイプ
設置高さ:地上約8m程度(2Fの屋上)
周辺環境:大学構内であり,交通量の多い道路に直接面してはいない.周辺は一般家屋や畑が分布しており,大量のガス発生源は無い.屋上のエアコン室外機は熱交換タイプのものである.
百葉箱:自作.理想条件では約8秒で箱内の大気が全て換気されるよう,
小型ファンを内部に設置.測定器は3秒/回の計測頻度である.
2nd 2号機 古河ステーション
センサ:初号機と同じ
設置高さ:地上約15m程度(3Fの屋上)
周辺環境:交通量の多い道路の裏面になる.周辺は,南に大型の病院があるが,東西北は一般家屋や畑が分布しており,大量のガス発生源は無い.屋上のエアコン室外機は熱交換タイプのものである.
百葉箱:1号機と同じ
改良点:ケーブルの防水効果を上げるため,ケーブルカバーの施工を工夫した.
3rd 3号機 守谷ステーション
センサ:初号機と同じ
設置高さ:地上約12m程度(3Fの屋上) 周辺環境:遠方に常磐自動車道がある.周辺は林に覆われており,大量のガス発生源は無い.屋上のエアコン室外機は熱交換タイプのものである.
百葉箱:1号機と同じ
改良点:ケーブルの防水効果を上げるため,ケーブルカバーの施工を工夫した点と,百葉箱の固定にワイヤを併用した点である.
4th 4号機 大子ステーション
センサ:初号機と同じ
設置高さ:地上約5m程度(1Fの屋上)
周辺環境:周辺は林に覆われており,大量のガス発生源は無い.完全に山間部に位置している.
百葉箱:1号機と同じ.(茨城大学 ものづくり教育研究支援ラボ 製造)
改良点:メンテナンス時の作業簡略化を図るため,電源接続方法を改良した.また,耐久性を上げるために防水機能を強化している.
5th 5号機 潮来ステーション
センサ:初号機と同じ
設置高さ:地上約12m程度(3Fの屋上)
周辺環境:周辺は,段丘上は樹林,北西-南東は湖で覆れており,近傍には大量のガス発生源は無い.なお,東方約10kmには鹿島臨海工業地帯がある.
百葉箱:1号機と同じ.(茨城大学 ものづくり教育研究支援ラボ 製造)
改良点:風向風速計の欠測を減らすため,百葉箱と風向風速計は,近傍の別位置に設置した.
6th 6号機 筑西ステーション
センサ:初号機と同じ
設置高さ:地上約12m程度(3Fの屋上)
周辺環境:周辺は関東平野の中にあり,近傍には大量のガス発生源は無い.なお,東方約10kmには筑波山系の山がある.
百葉箱:1号機と同じ.
改良点:風向風速計の欠測を減らすため,有線タイプの機器に変更.
7th 7号機 研究学園ステーション
センサ:初号機と同じ
設置高さ:地上約10m程度(2Fの屋上)
周辺環境:北は筑波山,近傍は畑である.近傍には大量のガス発生源はない.
百葉箱:1号機と同じ.
改良点:特にない.
8th 8号機 高萩ステーション
センサ:初号機と同じ
設置高さ:地上約12m程度(3Fの屋上)
周辺環境:元KDDI高萩の丘陵地に上にある.茨城大学宇宙科学教育研究センター屋上に設置.
百葉箱:1号機と同じ.
改良点:特にない.
9th 9号機 ひたちなかステーション
センサ:初号機と同じ
設置高さ:地上約12m程度(3Fの屋上)
周辺環境:ひたちなか市役所行政棟の屋上に設置.
百葉箱:1号機と同じ.
改良点:特にない.
10th 10号機 石岡ステーション
センサ:初号機と同じ
設置高さ:--
周辺環境:--
百葉箱:1号機と同じ.
改良点:特にない.